「将くん!!」 「あっ、さん!藤代くんに三上先輩も。どうしたんですか??」 将くん‥相変わらず敬語のままなのね。 同学年なんだからタメ口でいいのに‥ 「偵察‥ってのは名目で遊びにきたの♪今、休憩中?」 「はい!!」 本当に嬉しそう♪ 「やっぱり、こっちに転校してきて良かったでしょ?」 将くんは苦笑いを浮かべていた。 「‥はい。ありがとうございました」 「私、お礼言われるようなことした覚えはないけど?最終的に決めたのは将くん自身だし、私はアドバイスしただけ」 「さんが言ってくれたから僕、変われたと思うんです。だから‥それで‥僕‥」 あれっ?将くん顔が赤い‥? 「将くん…きゃっ!」 「いつまで話してんだよ(怒)」 なんだ三上か。 「三上、突然後ろから抱き寄せないでくれる?ビックリするじゃない!」 「休憩、終わったみたいだぜ?早く行ったほうがいいんじゃねぇ?」 コラ‥無視すんなよ‥(怒) っていうか将くん?なんか目つき変わってるよー?どうしたのー? 「風祭、なにしてるんだ?集合だぞ」 あれは確か水野くん。 「‥わかった(怒)」 なんか将くん恐い‥(汗) 怒ってる?? 「か、風祭??(汗)」 水野くんひいてるよ‥ 「さん」 にっこりと笑った顔はいつもの将くんで。 あれれ??さっきのは見間違いだったのかなぁ?? 「あ、なに??」 「僕、頑張りますから見ていてくださいね」 カザスマで言われて私も笑顔で返す。 「わかった。がんばってねvv将くん」 「じゃあ水野くん、僕は先行ってるね」 将くんは笑顔で走っていった。 その後ろ姿を見つめながら、どこか腑に落ちなくて聞いてみた。 「水野くん」 「えっと‥さんだったよね?なに?」 「将くんっていつもあんな感じなの?」 昔はあんなに恐い感じしなくて可愛いって感じだったんだけど‥。 男の子って、あっという間に変わっちゃうのかなぁ?? 「(おいおい‥。んなわけねぇだろ!俺が抱きしめてたから嫉妬したに決まってんだろうが!気づけよな〜それくらい!ってコイツじゃ無理か‥)」 (三上) 「いや違うけど‥(近くで見ると一段と可愛い‥///)」 (水野) 「そうなの?」 ふ〜ん‥どうしたんだろ? 「あっ、ごめんね!呼び止めちゃって‥」 「いや、構わないよ。ところでさんって…」 「水野、キャプテンが集合にノンビリしてていいのか??」(デビスマ) 「(チッ‥)じゃあさん、ゆっくりしてって」 敵にゆっくりしてけって言うのはどうかと思うけど‥。 まぁ、お言葉に甘えるか。っていうか、はじめからその気だったし。 「ありがとう、水野くん。応援してるから頑張ってねV」 ニコッと笑うと水野くんの顔が少し赤くなった。 「それじゃ‥///」 うっわぁ〜!!!か、可愛い‥/// っていうより綺麗‥男の子の笑顔見て綺麗なんて思ったの初めて‥/// 「なに、水野の顔見て赤面してんだよ(怒)」 「う、うるさいなぁ!三上には関係ないじゃない!‥///」 三上の腕を振り払い、そのままグランドを出ようとする。 顔が赤かったのは、もちろん水野くんの笑顔が綺麗だったのもあるけど、なにより三上に赤面した顔を見られたのが恥ずかしかったから。 私って滅多なことじゃ顔赤くならないから余計に見られたのが(しかも三上に!!)恥ずかしい/// あ〜〜もう!!恥ずかし〜〜〜‥///どっかに穴ないかしら?? このときの私の頭の中には将くんと水野くんの応援は完璧に萱の外になっていた。(ごめんなさい‥) とにかく誰にも見られないようにグランドから出なければ!! と思っていたのに、また三上に後ろから抱きしめられ身動きが取れなくなってしまった。 「ちょっと!」 「なんだよ‥俺に抱きしめられても顔色一つ変えないくせに‥」 ボソボソと三上が何か言ったが聞き取れなかった。 抱きしめる力がだんだん強くなってく。 「三上痛いってば!ねぇ、離して!」 「やだね」 やだってアンタ‥ι 「なぁ、お前水野のこと好きなワケ?」 ‥はぁ?どうして?なんでそうなるのよ‥。 「なに言ってんの?」 「いいから答えろよ」 「うるさいなぁ!それに私が誰を好きであろうと私の勝手じゃない!三上に関係あるわけ?!」 「‥あるって言ったら?」 「えっ‥‥?」 to be continued… あとがき 笑うしかないような展開になってきました。メッチャ短い‥ どうか見捨てずに最後までお付き合いください。 っていうか逆ハーなってないし〜 ちゃんと逆ハーにしなきゃ、自分‥。 三上「おい!」 ケイカ「‥三上先輩、なに?」 三上「短い!なんだよ、コレ!」 ケイカ「だって後ろとつけるとアンバランスなんだもん。まぁ良いじゃん」 三上「よくねぇ!ちゃんと書けよ!」 ケイカ「はいはい。次はちゃんと書くよ〜」 |