「フー・・あと理科だね？」
「せやな・・さっさとやってまうで。」
今日はテスト前日。
なのでシゲとは仲良くの部屋でお勉強。
「おぅ。」
珍しくシゲがマジメにやっているのは、きっとコノの影響なのだろう。
「あ・・」
「ん？」
「ココわからん教えて？」
「え？どこ？」
「ここ。」
「あ、それね・・・」
は本人は自覚していないものの
なかなか理解力があり成績もなかなかイイ。
よって先生うけもよく、おかげで問題児のシゲの更生も頼まれていた・・
それで気づいたら２人は恋人同士に成っていたというありそうで
現実にはあまり無い（？）関係だった。
「あ〜なるほどｖさっすがちゃんｖ不破センセと違ぅてわかりやすいわ」
「ありがとｖさ、次もやってね。」
は気が長いのでわからなかったら
わかるとこまで戻ってとことん教えてくれる。
故に、誰もがの説明を聞くと勉強ができるようになったという。
・・・そしてシゲもその１人だった。
カリカリ・・コツコツ・・
「って、ホンマ教えんの上手いよな。」
シゲは問題を解きながら話し掛ける。
「・・・そう？」
も問題集から目を離さず答える。
「あぁ。下手なセンコォよりずっとええわ。」
「そう？ありがとｖ」
シゲがそこまで言う位の実力なのには全くそれに気づいていない。
それどころかきっちり天然も入っている。
そんな会話を交わしているうちに時間も過ぎ問題も解き終わった。
「フー。やっとおわったなぁ。」
「うん。シゲちゃんもよく頑張ったよねｖ」
「そらもう！」
「アハハ」
２人はわけもなく部屋に飾ってあるの絵に視線を移す。
「キレイやな。」
「ありがと。」
その絵はが秋に部屋の窓から見える紅葉を描いた絵だった。
コンクールで佳作をとっただけあって金賞には届かないもののステキだ。
「せや！紅葉ゆうたら俺の実家の京都はすっごいキレイなんやで？」
「そうなの？！」
「そらもう！清水、金閣、銀閣、二条城・・・どこ行っても見れるわ。」
「それおすすめスポット？」
「いや・・適当に観光地の名前言っただけや。」
「え？」
「京都は全体的にどこ行っても紅葉あるさかい。」
「あぁ・・古都だもんね。紅葉にあうわ・・ってシゲちゃん地元でしょ？穴場とか知らないの？」
「（おぉ乗りツッコミ）う〜ん・・そう言うのって身近すぎてわからんわ。」
「（違うって。）そっか・・そうかもね・・」
「せや！秋になったら一緒に紅葉狩り行こか？」
「うん！！」
「おいしい紅葉てんぷらあるとこしってんねん。」
「（そう言うのを穴場って言うんじゃないの？）行く行く！シゲちゃんのおごりでｖ」
「（そうなん？）は？何で俺のおごりやねん！？」
「わ〜いｖうれしぃ〜！」
「え・・もう決定したん？」
「うん！」
「・・もうええわ。（また財布空っぽや・・）」
＋次の日＋
ココはまたもやのお部屋。
「〜おおきになｖＣＨＵ」
シゲはに触れるだけのキスをする。
「え？/////」
「のおかげでいつもの数倍書けたわ！」
「ホント？！よかったぁ」
はにっこり笑った。
ガバッ！
「ホンマ助かった。ありがとう」
シゲはを抱きしめた。
「プハ・・そこまで感謝されると嬉しいなっｖ」
「何をおっしゃる？こんなんじゃたりへんくらいやわ。」
「っん/////」
シゲは深いキスをする・・そしてそのまま押し倒す。
「コレもお礼？///」
は上目遣いながらしっかりシゲの目を見つめながら聞く。
パサ・・シゲの前髪がの鼻に当たる。
「せやで？ニヤ」
シゲはの唇に手を触れながら言う。
「足りないどころか多いんじゃない？」
は遠まわしにやめさせるようにうながす。
「ん〜・・なら前祝にしよか？」
「え？」
「頭いいから今度かて点数いいんやろからｖ」
「まぁさかぁ・・」
「またまた・・自信あるくせに！！」
シゲはを小突く。
「う〜ん・・・（そうきますか・・）」
「ニコ」
シゲはどこか裏がありそうな笑みを浮かべる。
「（しょうがないなぁ・・）いいよ////」
「やりぃ〜」
シゲは満足そうに笑ってを抱きしめた。
今回のテストはシゲちゃんすっごく頑張ったもんね。
だから・・今回だけは特別だからね！・・・
＋あとがき（ってか言い訳！）＋
ケイカさんもの凄く遅くなってしまって申し訳御座いません！
紅葉の季節にリクしてくださったのに・・・
もう雪の季節過ぎて・・梅咲いてるし・・・
ゴメンナサイ！！！！
その上こんなショボイのしか書けないし・・
ほんっとぉにすみません！！
入らなかったら捨ててください。
では。
御礼の言葉
キャ〜リリィサマ、本当にありがとうございますvvv
捨てられるわけないじゃないですか！もう、ますますシゲちゃんに惚れました！
このお話はキリリクで書いていただいたものです。
転載許可が頂けたので、即行でＵＰさせていただきました。
リリィサマ、これからも宜しくお願いしますvv
2002/03/06 UP